Manfred Klein Fonteria @ typOasis

http://moorstation.org/typoasis/designers/klein/index.htm
ドイツ人のフォントデザイナーManfred Klein氏は、高齢の身ながら2年以上にも渡り新作フォントを発表し続けている。特徴として、デザイン全体に独特の『歪み』が入ることが多い。フォントジャンルは大まかに下の4つに分けられているが、Picture Fontsは何というかシュールすぎて日本人の感覚に合わないかもしれない。既出のLuc氏とのコラボレーション作品もあり。
Decorative
装飾性の強い、ロゴ向きのもの。一般受けしそうなのは『TangoMacabre』『WirewalkersVertigo』辺りか。
Historical
歴史的文献などからヒントを得たもの。『Amazon』はよそでも見かけるが元デザインはこの人らしい。
Picture
いわゆるdingbat。イラスト系よりは『K-Arrows』などのシンボル系が使いやすいのでは。
Text
長文向けの、シンプルなもの。『Folks』シリーズが気に入っている。

中にはお孫さんの落書きをフォント化したようなものがあったり、70歳の誕生日を祝う企画がtypOasis内で催されたりと、詳しくはわからないまでも何となく微笑ましい雰囲気が伝わってくる。