ソフトウェア最終処分場（フォントマスター）

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さて、目当てのシンボルビューアを早速試してみた。Macのキー配列やSmallCapsのようにキーボードが表示され、各キー位置にに対応したシンボルが表示されるタイプである。ところが入力は実際のキーを押した場合にしか反応せず、画面上のキーをクリックしても入力できない（前述のMac用ツールではどちらも可能）。マウス派の自分としては、かなり不便だ。
もう一つフォントジャンキーにとって残念なのが、Type1に対応していないところだ。動作環境をWin2000/XPに限定している時点で、かなり期待される機能だと思うのだが。
いきなりマイナス面ばかりを挙げてしまったが、ビューワー・管理ツール部分はよくできているとフォローしておく。インストール＆未インストール/２バイト＆１バイトを問題なく認識し、圧縮ファイル（ZIPとLZH）にも対応。特にいいのは、インストール済みのフォントをフォルダで分類＆説明文を付け足せるところか。例えばインストール時期や目的で分類しておけば、誤って必要なフォントを削除してしまったというミスも起きにくいだろう。
ウリの一つとされるカラービューアは、もう少しコンパクトにカスタマイズできないと自分は使わない気がする。またフォントのスライドショウという変わった機能も搭載しているが、デザインに使う単語を設定→手放しで眺めているだけでざっと比較できるのは意外に楽だ。数が多い場合に有効かもしれない。

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他にフォントインストーラーSAKURAにも、『シンボルフォントのサンプル表示』機能があるようだ。しかし自分のWin2000環境ではうまく起動しないため、未確認である。
なお今回の２本は共にWin2000/XP用となっており、おそらくまだ使用者を選ぶツールだと思われる。