フィラデルフィア・エクスペリメント

7月4日、アメリカの独立記念日である。どこかで関連した新作フォントが発表されるだろうか、と思っていたら案の定見つかった。定番サイトIconian Fontsの、『Philly Dings』である。
アメリカ独立と関係の深い街──フィラデルフィアについてのdingbatだが、その中には独立記念館や自由の鐘といった基本から、この街が舞台の映画『ロッキー』・イーグルスのチームロゴ・名物プレッツェル(某大統領が喉につまらせたというアレ)まで様々なものが収録されている。作者Daniel Zadorozny氏が、フィラデルフィア出身であることによるこだわりなのだろう。
日本人にはピンと来ない記念日だけに、うっかりしていたが。思えば昨日の『LD Jubilee』のデザインも、記念式典の花火を指していたのかもしれない。
一方SoftMakerでは、定期更新があった。今月の配布フォント(リンクウェア)は、『Brush Script』。古くからあるスクリプトフォントの定番で、MSOfficeにも付属しているためそう目新しいものではない。
※月替わりのため、『Brush Script』の配布は終了
しかしSoftMakerのフォントはユーロなどの特殊記号がフォローされている、新しいバージョンである。文字コード表で、キャラクターセットを比較してみるのも一興だ。