摩訶摩訶

配布開始時はMac専用だったフォントに、後々Win版が作られるケースはよくある。これも時代の流れというべきだろうか。しかしそういったサイトでも、新作はMac版が先/習作はMac版のみ……といった、Winとの差別化をはかる傾向が見られるのが興味深い。
以下はMac用Type1へのリンク・後編になるが、これらについてもいずれWin版ができるのか、或いはそのまま消えてしまうのかは作者次第だろう。ちなみに変わったdingbatは、個人的な趣味によるセレクトである。


CrossFontでコンバートできるMac用Type1フォント
Anatole France他(ingoFonts
一部有料のフォントサイト。デフォルトはドイツ語だが、英語ページへのリンクあり。
シンプルなものあり、ブラックレターありと幅広い。
Fountain Pen(peter bilak: graphic design and typography
フリーフォントはtype design→fun stuffを参照。
『Fountain Pen』はペン先をモチーフにした、ハイセンスなdingbat
見本画像にあるように、線とペン先と穴を組み合わせて楽しめる。
updown mucca(mucca design
一部フリーのフォントサイト(DLするにはメアドの入力が必要)。
CURI ICON/CURI flower(L i n e 3 0 1
ビットマップ中心のサイト。
デザイン的な花のdingbat『CURI flower』のみ、wTTCでも変換できるTrueType。
TwotoneBlocks-Basic01/Meka-Type68(ンゴハイヤップンヤン
ブロックやメカをモチーフにした、何ともいえず個性的なdingbat


ところでType1フォントについては、Win98など未対応のOS向けの技が1つある。
実はAdobe Illustrator上でならATMをインストールしなくても、Type1フォントが使えてしまうのだ。方法は至って簡単、使いたいフォントの.pfb&.pfmファイルをC:\Program Files\Common Files\Adobe\Fonts\Reqrd\Base内に格納するだけだ。その後Illustratorを起動すれば、認識されている。Illustratorにおいて、Windowsのフォントフォルダに入っていない書体が使えるのはそういう訳だ。