エンター・ザ・マトリックス

ハリポタ・LotRときたからには、『マトリックス』フォントについても書いておくべきだろうか。
しかしマトリックス(マトリクス)はそれ自体がコンピュータ用語であるため、検索で映画のフォントだけを絞り込むのは結構面倒である。映画カテゴリがある二次配布サイトを経由した方が、手っ取り早いかもしれない。


マトリックスのフォント
Miltown/Miltown II(Apostrophic Labs
フォントリストはgrab参照。『Miltown』は過去にも記した、Apostrophic Labsの主要メンバーであるApostrophe氏の作。効果線まできちんと表現された、こだわりの逸品である。アレンジを加えた『Miltown II』も配布されている。
※2003.11配布元改装中につき、二次配布先(typOasis内)を参照。『Miltown/Miltown II』を一つに圧縮したものが配布されている
Matrix(Blonde Fonts' Profile @ 1001 Fonts .com
Blonde Fontsは閉鎖して久しく、例によって1001 Fontsが跡地という感じである。『Matrix』の特徴としては、@にタイトルロゴ全体が(さすがに粗いが)登録されていることだろうか。
それ以外に、手錠やキスマークの絵が入ったdingbat『Kinky Valentine』やロボットのdingfont『Paranoid Android』、海外アニメ・サンダーキャッツのロゴを模した『ThunderCats』などが知られている。
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なお以下の2つはあの、緑色の流れる文字を模したフォントであるが。どちらもデキとしてはいまいちであり、あくまでネタとして載せてみる。
日本のカナについてはやはり、国産フォントに勝るものはないのだろう。
Matrix Code NFI(Norfok Incredible Font Design
さすが映画フォントサイトだけに、昨日から続投。しかし肝心の『Matrix Code NFI』はまるでUIゴシックから抜き出したような、普通のカナ&英数字フォント。外人の目から見ればこれで十分なのかもしれないが……
mCode15(deviantART; matrix code font v15 by lexandr
こちらはアマチュアの投稿作品だが、上記より実際のものに似せようとする努力がまだ見られる。なおdeviantARTいろいろな意味で面白いサイトなので、明日にでも改めて記そうと思う。